【活動報告】第2回きょうだい座談会
2月23日(土)、富士市内で「第2回きょうだい座談会」を開催しました。
静岡県内在の20代~70代の男女20名(+赤ちゃん)のきょうだいの方にご参加いただきました。
(なんと、56年前に日本で初めて発足されたきょうだいの当事者会の初期メンバーの方もご参加くださいました!)
前半はアイスブレイクを兼ねて、少人数のグループに分かれて自己紹介&自由トーク。
「あ~、わかるわかる(共感)」
「それってこういうことですよね?(少しの説明で状況がお互いに想像できる)」
「私の悩んでいたことってそういうことなのかも!(言語化や他人の話を通して自己理解)」
最初は緊張で表情の硬かった皆さんも、あっという間に打ち解けて、どのグループも盛り上がりました。
後半は参加者の皆さんから話したいテーマを募り、3つのグループに分かれて、それぞれ関心のあるテーマについて話し合いました。
<各グループのテーマ>
「親と障がいのある兄弟姉妹とのダブルケア、親亡きあとについて」
「周囲への障がいのある兄弟姉妹についての伝え方」
「自分の生きづらさについて(自分との向き合い方)」
すぐに答えが出るものばかりではないですが、それでもモヤモヤしている気持ちを言葉にして、現状を整理したり自分の気持ちに気付いたり、また、ほかのきょうだいの方の意見や考えを聞いて新たな視点や考えを得たりする時間になりました。
<参加者の皆さんの感想(一部)>
・初めてこのような会に参加させていただき、今まで自分のことを話せる場がなかったので、何から話したらよいか分からなかったのですが、皆さんがうなずきながら聞いてくださったのが嬉しかったです。抱え込まなくていいという安心感を感じました。
・同じ境遇の人達と話ができたことで、ほんの少し楽になれた様な気がします。
・今まで周りに同じ立場の人がいなくて深く話せなかったから、今日はとってもスッキリしました。話したりないくらいです。
・今まで言おうと思っても言えなかったこと、言っても誰にも共感してもらえず同情されるだけだったこと、それを分かってくれる人がいたんだと安心できました。
・2人兄弟だとどうしても自分1人が背負うことになり、周囲からの期待やプレッシャーを感じる気持ちを話せずにいました。今回参加したことで、皆同じような環境・境遇、気持ちであることが知れてよかったです。
・結婚や将来について不安だったので、結婚している方の実体験を聞くことができて参考になりました。
・参加するたびに今悩んでいることが変化していることに気付きました。今すぐに解決はムリな部分もありますが、それでも悩んでいるのは自分一人ではない!仲間や経験してきている先輩もいることは心強いです。不安も和らぎます。
・親亡き後について悩んでいたのですが、皆さんの話を聞く中で、今一番苦しい部分(自分との向き合い方)に気付き、それをテーマに話すことができて本当によかったです。
皆さま、ありがとうございました!
次回の開催は4月14日(日)14:00~16:00@富士市です。
詳細は下記リンクをご覧ください。
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